出待ちする家族
- 2020.02.10 Monday
- 21:30
寝室のドアを開けると……、
姐さんがベッドで寝ています。
このようにしっかりとした表情の姐さん。
痛みや苦しみを感じているようには見えません。
ごはんも水もしっかり摂ってくれています。
なので、快復傾向にあるとは思うんですが、無邪気なシトラス兄弟が遊んでもらいたくて姐さんにちょっかいを出すので、安静に過ごしてもらうため、寝室に「隔離」しています。
そんな事情を知るよしもなく……、
姐さんに会いたくて、「出待ち」するはっさく。
待てど暮らせどドアが開くことがないとわかると……、
実力でこじ開けようとしたり、
子ども部屋の屋根からや、
キャットタワーの上からアプローチしてみますが、
「入れてもらえないんだね。がっかりだよ」
こんなふうに姐さんを心配しているのは……、
シマシマも同様です。
「置かれた場所で咲きなさい」主義のシマシマは、どこかに入りたいと主張することはまずなく、与えられた環境の中から居心地のいい場所を選んでくつろぐのが常です。
ところが今日は立ち入り禁止となっている寝室の戸を開けてくれと、ずーっとずーっと扉の前で座り込みを続けていました。
シマシマは物静かな子だから寝室に入れてやろうかな、とも思ったのですが、何が姐さんのストレスになるかわからないので、今日のところはシマシマに我慢してもらうつもりです。
それにしても、はっさくといいシマシマといい、家族に異変がおこっていることを察知して心配する様子には、本当に驚かされ、胸打たれます。
シマシマ「あたし、いい子にしてるのに」
そうだね。わかってるよ。
ごめんね。