検診
- 2015.11.29 Sunday
- 01:30
本日は、年に一度の検診を受けるため、
拘束された姐さんとおっさん。
ふたりとも、
「大人しくクレートに入ってます」
って顔をしてますが、実はこの状態になるまでに飼い主は散々な目に遭いました。
おっさんは、
「入って」
と、一声かけただけですんなりクレートにおさまってくれたんですが……、
姐さんは家中を駆け回り、いったんは飼い主に捕獲されたのですが、肩に乗って盛大におしっこをし、思わず怯んだ飼い主の手をすり抜け、全力で逃げる途中でコーヒーカップを蹴散らして割る……など、数々の狼藉をお働きになりました。
飼い主、おしっこで濡れた服を総着替えしながら「もう全てを放棄したい……」とくじけそうになりましたが、ふたりの健康を管理する義務を放棄するわけにはいきません。
小一時間ほど格闘を繰り広げたものの捕まってしまい、すこぶるご不満そうな姐さん。
こうしてふたりは動物病院に出かけました。
検診は半日かかります。その留守中……、
リビングは静寂に包まれていました。
いつもは日中ずっと秘密基地にこもって寝ているのに、今日は家中を何周もうろうろ見回っていたシマシマ。
姐さんが家を留守にすることは滅多にないので、おそらく姐さんを捜していたのでしょう。
今はあきらめて、微動だにせず窓の外を眺めています。
チビ助も、普段は女子たちを追っかけ回したり、おっさんにつきまとっているのに、つまんなそうな表情でストーブにあたっていました。
いつも飼い主に「うるさーい!」と叱られるほど元気な年少コンビが、年長組ふたりがいないだけでこんなにしょんぼりしてしまうとは。
とても意外でした。
さて、年長組は夕方帰ってきたのですが、
姐さんは、
「私怒ってますから」
という顔でふて寝し、
おっさんは、
「僕がんばりました」
とでも言うように気をつけのポーズでカメラ目線。
チビ助「それぞれの性格が表れてるよね」