秘密基地を求めて
- 2016.09.26 Monday
- 23:59
先週のシルバーウィーク、我が家は大掛かりな模様替えを敢行しました。
全ての部屋の家具を入れ替えたことで大変な迷惑を被ったのは、シマシマです。
「書斎」という名のオタク部屋は、本棚と、本棚に入りきれない本と、わけのわからないモノたちが雑然とひしめき合っていたのですが、その隙間がシマシマにとって絶好の秘密基地でした。
なのに、棚も本たちも整理され、シマシマの安住の地がなくなってしまったのです。
すっきりと片付いた元・オタク部屋の窓辺を見ると、カーテン越しに立て耳の影が。
カーテンをめくると……、
シマシマがいました。
「なーんにも気にしてませんよ」
とでも言いたげにそっぽを向いていますが、部屋の様子が一変した戸惑いは隠しきれません。
「ここで休むから心配しないで」
と言うように寝そべりましたが……、
1時間後、ふたたび見に行くと、シマシマがいません。
部屋中を探しても見つからず、まさかどこか窓が開いていて脱走なんかしてないよね……と不安に駆られたそのとき、窓の下からゴソゴソと物音が。
何だろうと覗いてみると……、
こんなところにハマってたとは!
カーテンを引くため、壁と棚の間に作った15センチ幅の隙間に入り込んでいました。
ぽっちゃりのシマシマにとっては、かなり窮屈な空間だと思うんですが、なぜ……。
よーく見ると壁にささくれが。さっそく爪を立てたな、もう〜。
どうしてそんなに秘密基地が必要なのか。シマシマは奥が深いです。