姐さんの衝立
- 2018.08.30 Thursday
- 07:00
立てかけられた描きかけの絵を……、
じっと見つめるチビ助。
彼は、けっして
「また下手な絵描いてキャンバスを無駄にしてるよ……」
と、呆れながら駄作を眺めているわけではなく、
キャンバスの影に隠れた姐さんが出てくるのを待っているのでした。
最近は、下女の作業部屋にある棚の一角を定宿としている姐さん。
ただ、ちょうどこの位置はエアコンの風が直接当たってしまいます。
で、エアコン嫌いの姐さんのために、たまたま描いていた絵を衝立代わりにしてみました。
ちょうどいいサイズだし、姐さんの肖像画なので、姐さんのお部屋ですって感じがするでしょ。
姐さん「衝立としては褒めてやってもよろしくってよ。でも、わたくしの美貌をちっとも表現できていない絵は余計ね。無地ならよかったのに」
ええー、そんなぁ(落涙)。